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アヴィニョネージ「幻のヴィンサント」

2006.09.05 (Tue)

モンテプルチャーノの
アヴィニョネージというワイナリーをご存知ですか?
サイトはこちら

先祖は、貴族です。
14世紀、グレゴリウス11世に追従し、フランスのアヴィニョンからイタリアへ移住した「アヴィニョネージ一族」
同家の醸造所は、イタリア最古のものに数えられる、ルネッサンス時代の建築家による設計で、実に長い歴史を持つワイナリーです

ワインの素晴らしさは今回はちょっと置いておき、
今日は、ヴィンサント(デザートワイン)の話です。

通常の白葡萄のものに加え、
なんとアヴィニョネージではサンジョベーゼ種からつくる
赤葡萄のヴィンサント「オッキオ ディ ペルニーチェ」も作っています。
(悲しいかな見ていないので想像がつきません)

秋に収穫された葡萄は約5ヶ月~半年間干され、水分を蒸発させ甘みを増させます。
その後、圧搾され、小樽に移され、300年間続く澱(マードレ)と共に発酵へ向かいます。

060903DSCF0030.jpg

写真の樽は50リットル小樽、ここに40リットルの果汁と2~3リットルのマードレを入れます。
アヴィニョネージでは、ここでなんと封印してしまいます。
(他のワイナリーは発酵で蒸発した分を継ぎ足し常に一定量を保ったりするようですが・・・)
発酵は小樽の中で3年間行なわれます。
春と秋だけ。発酵には酵母の活動する適温があって、暑くても活動は停止、寒くてももちろん停止。
よって、適温のころ、春と秋だけの活動なのだそうです。

封印すること、リセルバで10年。。。

あけたときには、びっくり!合計42~3リットルだったものが、7~8リットルまで減るそうです。

糖分がアルコールへ変わっていくんですねー。
自然の出来事なんですよー。びっくりですねー。

さあ、アヴィニョネージではヴィンサントはハーフボトルの瓶。
375mlです。一つの樽からできるのは約20本。。。
年代順に並んだ小樽はひと年代ごとにたった一列です。

手に入る確率が非常に低く、入ったとしても数百ユーロの品。
到底買えません。。。

アヴィニョネージのヴィンサントを一躍有名にしたのは
アメリカの雑誌「ワインスペクテイター」において
100点満点中100点を取った後だそうです。(何年ものか忘れました)

生きている長老ワインって感じでした。小樽が小さい割には
やけに厳かでどっしりとしていて。。

2007年には1996年ものが出荷されます。
開ける瞬間ってどんな感じなんでしょうね。緊張感いっぱいかな。



04:43  |  ワイン  |  Trackback(0)  |  Comment(3)

Comment

ものの捕らえ方の単位はいいですねー。イタリア。自分は好きです。
手間をかけたお酒っての、いってみたいです。。。

ブーカディサンフランチェスコ行ったのですね。ヴィンサント飲まなかったとは。。残念!ビスコッティに浸してねー。でも、私は飲み物に食べ物のこななんか入るのいまだに抵抗あるんですよ。カプチーノにビスケットのかすとか。。飲み物は飲み物、食べ物は食べ物として食べてしまいます。でもカントゥッチョは硬いから浸してしまいますが。。。
(飲む為用のヴィンサントくれ~って思います)
utako |  2006.09.06(水) 08:54 | URL |  【編集】

ヴィンサントといえば

arezzoのbuca di sanfrancescoというレストランで、お昼をし、デザートにビスコッティーを注文しました。いっしょに出されたヴィンサントを、当時自分はお酒に弱いと思っていたので、断ってしまったのでした。(おじさんが何度もすすめてくれたのに)今思い出してもなんて惜しいことをしたのかと。すっごくおいしいのにね。
forchetta |  2006.09.05(火) 16:28 | URL |  【編集】

百年!!

以上の長い単位で物事をとらえるのね。木で作る家が基準の日本と全く違う気がする。でも、今、日本もまた、手をかけた作り方が見直されてきて美味しいお酒やチーズ、ハムなどが買えるようになり、嬉しい。
でも、すごい。気の長い工程を手抜きせず(いつも豪華に見えて手抜きの料理を作っている私なので)毎日毎日手塩にかけて作り出す精神に乾杯!!
けいこちゃん |  2006.09.05(火) 13:59 | URL |  【編集】

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