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オリーブオイルソムリエ③

2012.03.29 (Thu)

ドナーティさんの続きです

ドナーティさんの搾油所では、
1)現代的な搾油ライン施設
2)トラディッショナルな搾油ライン施設 こんな感じ

両方の搾油ラインを持っていることは前にも書きました

搾油所を改装したのは6年ほど前という話ですが、どうしてわざわざ
時代を逆行するような、2)トラディッショナルな搾油ライン施設も
再び稼動させる必要があったのか・・・・・

トラディッショナルな搾油ラインは、今では、欠点が多い抽出方法と言われます
①搾油中、空気に触れながらオイル抽出されるため、すでに酸化が始まる・・
②搾油までの所要時間の長さ 
③3~4人の作業員の必要(効率の悪さ)

いいことがないのだから、やめてしまえばいいと思えるトラディッショナルな搾油方法・・
今でもこのラインが必要なのは、
それを必要としている人たちがいるからでした

今の高齢の方々は、質よりも量の時代に生まれた人たち。

オイルが空気にじっくり触れた味に慣れてしまって、それがオリーブオイルの味!
しかも、それがおいしいと思っているからです

近代的なラインで出てくるオイルを試してみたものの
結局、昔の味に慣れているからトラディッショナルな搾油方法で
抽出したオイルの味に戻ってきてしまうという話でした

他には、保存の話がありました
オイルは、4度以下になると、凍り始めます
アレッツォは、冬はマイナスの気温になることも珍しくありません
納屋などにステンレスのオイルタンクを置いている田舎の人が多いので
要注意だと話していました、
床に置くことも厳禁、足元の気温はより低いからです

そういえば、知人の家で見たことですが、冬にガチガチに凍ったオイルタンクから
オイルが凍っていない部分を、しゃもじですくって、
卓上に持ってきているのを見かけたことがあります
自分の家で生産しているイタリア人でさえ、
オイルは凍らせてはいけない(品質低下の元)ということを
知らない人も少なくないです

まだまだ話はありますが、ドナーティさんの話は、この辺でやめておきます・・
オリーブオイルソムリエ講習の話は、続きます~~
17:29  |  オリーブオイル講習受講記録  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

Comment

isolalaさん

ありがとうございます。
オリーブオイルネタは、今後も続けようと思います、どうぞよろしくお願いします
utako |  2012.04.08(日) 20:52 | URL |  【編集】

なるほど・・納得です。

お年寄りの方が空気に触れた味を美味しいと感じる・・・
親しみ慣れた味を美味しいと感じるということに納得です。
味覚というものを科学的に分析しても解明できない部分なんでしょうね・・
歌子さんの本場現地レポート、勉強になります!
isolala |  2012.04.08(日) 09:29 | URL |  【編集】

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