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1904年の現役圧搾機 ワイン造りの一行程

2011.10.25 (Tue)

300年農家では、10月始め、ぶどうの収穫を済ませ、
一昨日の日曜日、svinatura(第一次発酵終了として、ぶどうかすを取り除く作業)
が行われました。

この機械が、現役で活躍しているぶどう圧搾機です
なんと、1904年のもの!
300年農家の長男ルイジ(50代後半)のおじいちゃんが
使い始めたものです


絶妙な間隔の木の間からは、
赤ぶどうの皮や種の搾りかすが見えます
20111025RIMG0009.jpg

アンティークな圧搾機の果汁受け皿部分は、鉄でできていますが
オリジナルは、その部分も木製だったとか。
20111025RIMG0010.jpg

20111025RIMG0011.jpg

農家の息子のジャンルーカがやり方を見せてくれました
引いて、押してを、何度も、繰り返します
消して急がず、ゆっくりと。。。(でも強い力が必要・・・)
20111025RIMG0012.jpg  20111025RIMG0013.jpg

圧搾された後の、ワイン
は、ステンレスのタンクで落ち着かせることになります
(澱を沈めていきます)
この日の時点でぶどうに含まれていた糖分は、ほぼアルコールとなっていました
が、この時点で、多少、数%の糖分が残っていたとしても
液体の中にある酵母が活動を続け、アルコールと炭酸ガスに分解を続けるそう。
澱は、全て底に、沈殿していきます
沈殿物は例年、だいたい、赤い蛇口の辺りまで!
そこから澱を取り除きます。
上の部分のワインは、濁りのない透き通った赤色になっていきます
フィルターを通さない、昔からのやり方です!
20111025RIMG0014.jpg

これが、圧搾機にかけられる前のぶどうかす。
農家では、圧搾機にかけた後のぶどう皮と種は
ぶたちゃんの餌となります
20111025RIMG0015.jpg

しっかり液体(ワイン)を搾らないと、
ぶどうの搾りかすを食べたときに、豚が酔っ払ってしまうのだそうですよ

付け加えますと、このような家庭レベルのワイン造りは
トスカーナの田舎では、今でも多くの家庭で行われています
酵母はぶどうに付着したものだけを使います
一切加える事はしません。今年は、夏が暑かったことで
糖度は22,23度
それがアルコールになると、14%と計算されています
去年は糖度19度で、13%位のワインができていました

今年のワインは、とっても期待ができると、いわれています!
10:01  |  300年の伝統農家  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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