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パジェティ搾油所

2011.09.19 (Mon)

昨晩は、強烈な雷と共に、やっと、まとまった雨が降りました
水分が足りなくて、しわくちゃになっているオリーブもたくさん見かけていたので
ほっと一息といったところでしょうか。

アレッツォ郊外にあるパジェティ搾油所も、そろそろ、稼働の準備が始まります

ここの搾油所は、最新式の装置を備えています
機械にかけている費用は、、並外れた金額。。全てコンピューター制御です


オリーブを洗って、葉っぱを取り除いてというところまでは
他の搾油所と一緒(葉っぱは、2回除去される機会があります)

粉砕後、ペーストは、この↓ タンクに入ります
こちらのタンクは一回につき、800kgまで練り練り!可能
真空練り!酸素に触れません

このタンクの温度設定、オリーブを、持ち込みする人が決めることできます
温度を上げれば、たくさんオイルは抽出されますが、風味は落ちます
温度を下げれば、オイルの量は少ないですが、風味あるオイルになります
通常は、26~28℃の数値をよく、見かけます。
この温度で、(葉っぱがなくても)緑色のきれいなオイルが出てきています
(MAX11月に摘んだ場合)
20110918RIMG0012.jpg

こちらがオイルの抽出装置
この装置の優れているところは、フィルターにかかりながらも、
オリーブ本来の栄養分を、そのまま残してくれるところ!
もちろんここを通過するときも無酸素状態!(この機械が、半端無く高いらしいです)
20110918RIMG0011.jpg

上記のような過程を経て、出てきたオイルは
販売されるまで、このタンクに詰められます、
タンクの中には窒素がはいっていますので、やはり無酸素状態で保存されます
20110918RIMG0009.jpg

販売されるとき(ボトルや間に詰まるとき)だけ、酸素に触れるという

酸化防止に徹底したオイルを造っています

ここの搾油所では、持ち込まれるオリーブの実に関しても

自分たちで、搾る、搾らないを判断します。

状態の悪いオリーブの実は、お断りしているそう

その訳は、場所代として、お金で支払う場合は別ですが(殆ど無い気がします)
殆どのケース、場所代(搾油所使用料)として、オリーブオイル
置いていくからなんです

ということで
ラファエラ家にご宿泊の場合、
ここの搾油所が近いです。
パジェティ搾油所訪問+上質なエキストラバージンオイルのお買い物を、
プランの中に組み入れることが可能となっています
10:51  |  パジェッティ搾油所とオイル  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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