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桑の木のある家 プラン

2016.03.03 (Thu)

カセンティーノの山並みが見渡せるアコナの丘にある
桑の木のある家では、夏には、外でお食事


のんびりと過ごす時間・・・・
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ひとまず
●家族の紹介
VOLFANGO(ヴォルファンゴ お父さん 音楽の先生 53歳)
NORMA (ノルマ お母さん 勉強スタジオ経営 45歳 )
CARMEN (カルメン 長女 小学生 9歳)
LUDOVICO (ルドヴィーコ 長女 小学生 7歳)
SIRANO (シラーノ おじいちゃん 80歳)
BRUNETTA (ブルネッタ おばあちゃん 76歳)

●現地で使える言語
イタリア語、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語

●できること
トスカーナ伝統料理教室
  ※フィレンツェのレストランの調理場で長いこと料理人をしていた
  ブルネッタおばあちゃんが伝統料理を教えます
  イタリア語がわからなくても、ノルマが上記の言語で通訳!
  ノルマも自分のお母さんから習った料理
  や姑のブルネッタから習った料理で参加します

300年農家訪問
  ※車でさらに標高差350m分登ります!
  自給自足生活の農家との出会いが待っています

チーズ造り見学
  ※おなじみの羊飼いを訪問し、羊乳で造るチーズ造りを見学  
  生産物の軽いランチ付きます
  桑の木のある家最寄り駅から電車に乗って約30分、そこから車で約5分です

ワイナリー訪問

ヴァレンツァ―ノ城でディナ―
  ※寝室窓から見えるヴァレンツァ―ノ城にあるレストランで食事
  (月曜日は休み)

と今のところ、こんな感じです!
あわせて季節のイベント、ジャム作り、オリーブ収穫
などもできます

3泊4日モデルプラン

1日目
アレッツォ駅にて、朝待ち合わせ
電車にて、移動
300年農家訪問
午後チェックイン
家族とトスカーナのディナー

2日目
ワイナリーへ
アレッツォ観光
トスカーナ伝統料理レッスン+ディナー

3日目
チーズ造り見学と生産物ランチ
お城でディナー

4日目
ご出発

また情報を追々掲載続けます
よろしくお願いいたします
17:00  |  桑の木のある家 料理と宿  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

桑の木のある家プラン復活です!!

2016.03.01 (Tue)

2009年に初めてご紹介した「桑の木のある家」
カテゴリーはこちら
幼少だった子供たちが成長し、ノルマの体調も快復
また、一緒にプランを始めようということになりました!
(ちなみにB&Bは、ヨーロッパのお客さん向けに続けていたそう)

すっかり整備された庭と石造りの「桑の木のある家」
家族6人+宿泊施設と、大きな家ですが
1769年の建築当時はとても小さな家だったそう
増築が何度か行われ、拡大。。。
最後に住んでいた、ある農家が
1936年に牛舎と麦倉庫を付け足し・・・
現在は、元麦倉庫にお客様用のご宿泊アパートメント
その階下の元牛舎には、
シラーノとブルネッタ(おじいいちゃんとおばあちゃん)が住んでいます


小道を挟んで、お向かいは、小さな教会
アッペンニン山脈沿いにあるこの教会、300年以上昔は
ドイツからローマへ向かう巡礼の人たちが立ち寄った教会
私が知っていた2009年頃には、司祭がお住いでしたが、
亡くなられたそう・・
現在は、2週間に1回、通いの司祭によって、
ミサをしているとのこと
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教会と反対側の客室窓からは、この景色
300年農家が仕えていたヴァレンツァ―ノ城が見えます
ヴァレンツァ―ノ城は、その昔、一帯を統治、20軒の小作農家を抱えて
いましたから、きっと、この「桑の木のある家」もそのうちの一軒かと思いきや
当時のこの家は、向かいの教会専属の小作人だったそう。
教会のために、MEZZADRIA(メッザドリア・折半小作制度)をする農家が住んでいました
その一つの仕事として絹生産、カイコは桑の葉を食べるので、
桑の木がこの農家にはありました
今でも、その大きな桑の木が家のシンボルとなっています
(よって桑の木のある家という名称)
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「桑の木のある家」があるこの村の名前は
「アコナの小高い丘」
標高500mに位置します
風が通る丘ゆえ、
昔の人が糸杉を防風林として植えたのでしょう・・
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「アコナの丘」村の人口は、50人弱。。
店は1軒もありません、バールも食料品店も。。。無しです

2001年に、10年住んでいなかった古い家を買って
修復、B&B営業まで!
次回は、ノルマのこB&Bでどんなことができるのか紹介します
11:49  |  桑の木のある家 料理と宿  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

圧力鍋料理レッスン

2010.04.29 (Thu)

料理が好きな方は、圧力鍋をお持ちの方も多いのでは。。

なんといっても、この理由

1)調理時簡短縮 (よって時間と光熱費の節約)
2)おいしくできる


ジャガイモ、豆、タコ、ほか・・、主に素材をゆでるときににイタリアのマンマもよく使います
そして今回のような使い方

左の圧力鍋)スペルト小麦のスープを仕込む 
右の圧力鍋)スペッツァティーノ(牛肉の煮込み)を仕込む


桑の木のある家のブルネッタおばあちゃんです
圧力鍋で仕込んだお肉が柔らかくなったところで、一旦開けて
途中からジャガイモを入れます
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グリーンピースも加わって、トマトなしの白スペッツァティーノの出来上がり
家庭によって、いろんなスペッツァティーノが存在しますねー
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こちらは30分ほど圧力鍋で調理したスペルト小麦のスープの出来上がり
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ドルチェはイチゴのティライス ノルマが担当
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イチゴを中に挟んで、コーヒーだけでなく、ミルク浸しのビスケットも加え
やさしい味のティラミスに仕上がりました
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B&B 桑の木のある家の圧力鍋を使ったレッスンの様子でした!
10:10  |  桑の木のある家 料理と宿  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

パンツァネッラを作る

2009.07.05 (Sun)

トスカーナの夏料理定番第一位といえば、なんといってもパンツァネッラ(Panzanella)
(のはず・・)というくらい、どこのお宅でも夏は食べている料理

なぜ?
-どこの家にもある硬くなったパンを一気に再利用できる
-ヘルシーで夏の生野菜をたっぷり摂取
-火を使わず簡単にできる

という優れもの


さて、今回はノルマとブルネッタのパンツァネッラ拝見


おお~~びっくり技!
きゅうりの端っこを落としたら、そこをぐるぐるこすり合わせています、
白くちょっと粘りが出るまで。
おばあちゃんからの言い伝えだそうで、きゅうりの苦味が取れるのだそうです
ちなみにイタリアジンはきゅうりの皮をむいて使っている人がほとんど、
硬いんですよね皮・・しかも、中で種が成長していることが多く(いわゆる熟してきているような状態)
なかの種を取って使う場合もよくあります
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元フィレンツェでトラットリアを手伝っていたブルネッタおばあちゃん
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水に浸したトスカーナパンをよくしぼり、夏野菜を入れ、自家製のオリーブオイルを
あわせたら出来上がり!
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二人のパンツァネッラは・・・・
白生たまねぎを使います
(トスカーナでは赤たまねぎの生を入れる人が多いです、赤玉は特に辛味が強いので、
辛み抜きのためワインヴィネガーに浸してから使う人もいます)
生のペペローニ(パプリカ)を入れていました
(これは入れない人もいます)
サラダの葉っぱを入れていました
(これも入れない人もいます)

とてもおいしかったです!

欠かせない野菜は、トマト、バジリコ、たまねぎ、セロリ、きゅうり
味付けは塩、胡椒、ワインヴィネガー、オリーブオイルが一般です。
10:20  |  桑の木のある家 料理と宿  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

B&B「桑の木のある家」での料理レッスン

2009.06.22 (Mon)

300年農家(300年続く伝統農家)まで歩いていける距離にある
Bed&Breakfast「桑の木のある家」(敷地には、大きな桑の木があります)
この宿から、トスカーナのカセンティーノ地区の景色が一望、
向こうの山の中腹には、ヴァレンツァーノ城がみえます


こちらの宿は隣接して大家さんが在住、女性一人でも安心して泊まれる場所です
部屋から見える景色
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大家さんは、6人家族
おじいちゃん(シラーノ)、おばあちゃん(ブルネッタ)、おとうさん(ヴォルファンゴ)
おかあさん(ノルマ)、2歳の女の子(カルメン)、4ヶ月の男の子(ルドヴィーコ)


お父さんは中学校の音楽の先生
ヴォルファンゴという名前はモーツアルトの名前
お母さんの名前のノルマはオペラ演目
カルメンちゃんも、有名なオペラ演目
ルドヴィーコちゃんもベートーベンの名前

まさしく音楽一家??なんです!

子守をするおじいちゃんとルドヴィーコ!(とても素敵なおじいちゃんです)
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こちらでは1800年代の農家を改築した屋敷でマンマとノンナの料理教室ができます
ノンナのブルネッタさんはご両親が昔フィレンツェでトラットリアをされていたそうで
そちらを手伝っていた方、いろんな丸秘テクニックが飛び出します
一方、お嫁さんのノルマさんも料理が大好き!元々学校の先生なので
教え方も上手です!
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メッザルーナ(月型包丁)でハーブを切るブルネッタさん
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キッチンの窓からは、向かいの教会が見えます
こちらの屋敷には、その昔、MEZZADRO(折半小作農民)が住んでいて
作物の半分をこの向かいの教会に収めて、家賃としていたのだそうです
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おじいちゃんが作る無農薬元気野菜
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子供が小さいとどうしても、料理教室はできないという場合があります
ここの場合は同じ屋敷の中に定年退職したおじいちゃん、おばあちゃんが住んでいて
子守を全面協力、お姑さんから料理を習ったノルマさん自身が料理教室をやってみたい!
とのことでした
活気のある、にぎやかなイタリア家族との体験ができます
近くには大家族の300年農家もありますから、
パワーアップした、素朴なイタリアの田舎と人とのふれあいが可能になります。
09:33  |  桑の木のある家 料理と宿  |  Trackback(0)  |  Comment(5)
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